自己破産して5年。
私はこの5年の中で、仕事では年功序列の中で昇進したり、結婚・出産をし育休を取得して仕事に復帰するなど、普通の女性が経験するのと同じように毎日を過ごしてきました。
今回、そんな私が自己破産した後に、普段の生活の中で自己破産がバレそうな瞬間TOP3をまとめてみました。
目次
第1位:買い物中にクレジットカードを作ることを勧められたとき
ショッピングって楽しいですよね。
欲しい物を見つけて、さぁお会計というときにクレジットカードを作ることを勧められることはありませんか?
マルイ、パルコ、デパート…隙あらば「クレジットカードを作りませんか?」と勧められますよね。
しかも「今作っていただけると今日のお会計から20%オフになるんです!」なんて、とても心惹かれる口説き文句と一緒に。
そんな時、ついつい作りたい!と思ったり、何となく話の流れでクレジットカードを作ることを断りきれないタイミングはないですか?
自己破産すると信用情報機関、いわゆるブラックリストに自己破産したことが載ってしまうので、5年〜10年、あるいはそれ以上はクレジットカードは作ることができなくなります。
そのため、いくら店員さんがクレジットカードを勧めてくれたところで、クレジットカードを作るための審査に通ることはまずありません。
一生懸命申し込み書に記入しても、審査には通らないので、「やっぱりクレジットカードは作れませんでした…」となると、ただの時間の無駄になってしまいます。
クレジットカードの審査に落ちた理由は明らかにされませんが、「審査に落ちる=信用情報に何か問題がある=ブラックリストに何かしら載ってる?」くらいは容易に推測ができます。
自己破産したことまではバレずとも、「この人、お金に関して何か問題があるんだわ…」と見ず知らずの店員さんに思われてとても気まずい思いをすることになりますよ。
しかもその時、1人で買い物に出かけていたらいいですが、誰か家族や友人と一緒の場合、自己破産を秘密にしていたら、クレジットカードの審査に落ちたことで変に勘ぐられてしまうこともあるので気をつける必要があります。
第2位:飲み会の幹事で、高額の立て替えを現金でしたとき
お仕事をしていると誘われたり、接待に行ったりとどうしても飲み会が付き物ですよね。
最近はノミュニケーションが少なくなったとはいえ、歓送迎会や忘年会など、節目には飲み会があることも少なくありません。
そんな時、幹事を任されたりすることもあるのではないでしょうか。
ごく親しい人の集まりの飲み会であれば人数もそれほど多くないですが、自分が所属する課など人数が多くなってくると飲み会の支払いも高額になってきますよね。
飲み会の前や、その場でお金が徴収できればいいのですが、幹事が支払って後日精算!ということも多いですよね。
その場合、クレジットカードで支払えればいいのですが、自己破産すると基本クレジットカードは持つことができません。
そのため、多額のお金を現金で支払うことになります。
今どき高額の支払いを現金でする人も珍しいですから、その場面を見られていたりすると結構びっくりされます。
「クレジットカードで支払うとポイントが貯まるよ!」と親切にアドバイスしてくれる人や、「幹事やるとすごくポイントが貯まるからいいよね!」なんてクレジットカードで払ったことを前提に話してくる人もいます。
こういった人の前で多額の現金払いを続けていると、「この人もしかして…」と変に勘ぐられることがあるので注意してください。
なるべく飲み会の幹事は避ける、あるいは事前に現金で徴収するなど、勘ぐられる場面を作らないことをオススメします。
第3位:クレジットカードを持っていないと言うとき
最近はネットでショッピングしたり、コンビニで電子決済で支払ったりと、クレジットカードを使う場面が本当に多いですね。
クレジットカードを持っていない人はいないんじゃないかってくらいです。
…そうなんです。
こんなにクレジットカードが普及していると、クレジットカードを持っていないというと、とても変な目で見られます。
私は「クレジットカードは持つとお金をたくさん使っちゃうから、現金主義なんだ。」と伝えていましたが、何かあるのかな?と訝しんだ表情をされます。
正確にいうと、自己破産するといわゆるブラックリストに自己破産したという情報がのってしまって、自己破産前に持っていたクレジットカードが使えなくなるばかりでなく、新たにクレジットカードが作れなくなってしまうからなのですが、そんなことは正直に話せません。
しかも中にはありがたくもお節介な人がいて、「〇〇のクレジットカードはポイントがこのくらい貯まるし、年会費も無料だからすごくいいよ!今なら紹介料としてお互いにポイントが入るし!」なんて言ってくる人もいます。
自己破産すると、5年〜10年、あるいはそれ以上クレジットカードの審査は通りません。
お節介を断れずにクレジットカードの入会申込書を書いてしまったら確実に審査に落ちます。
その結果、クレジットカードを勧めてくれた人に審査に通らなかったことは伝えなくてはいけないので、とても気まずい思いをすることになります。
そればかりか相手も自己破産とまでは思わなくても、「クレジットカードの支払いが遅れているのかしら?」とか「実はお金に困っているのかしら…」とか、良からぬ想像をされたり、噂を流されたりするので気をつけてください。
最近は電子決済が大きなキャンペーンをしていることも多く、コンビニに連れ立って買い物に行った際に電子決済を勧められ、そこからクレジットカードの話題にならなくもないので、「う〜ん、私はいいや」とやんわり断って、なるべくクレジットカードを持っていないことはバレないようにしましょう。
さいごに:普段の生活の中で自己破産がバレる瞬間はほとんどない
実際に私が生活している中で、自己破産がバレそうな瞬間をまとめてみました。
TOP3と書きましたが、これ以外はかなりマイナーなシチュエーションになります。
自己破産は自分から誰かに話さなければ、普段の生活の中でバレることはほとんどありません。
あなたの周りでも「〇〇さんって自己破産したんだって!」という噂はほとんど聞かないと思います。
でも実際には、年間で約7万件、1日約200人が自己破産の申請をしているんですよ。
もしかしたらあなたの隣の席の人も実は自己破産しているかもしれません。
それくらい自己破産は意外と身近にある話なんです。誰も自分から言わないだけで。
もしあなたが今お金に悩んでいて自己破産という言葉が少しでもチラついているのなら、ぜひすぐにでも専門家に相談することをオススメします。
普段の生活の中で自己破産がバレるタイミングとして、クレジットカードを作る作れないというのは大きなキーポイントになります。
自己破産すると5年〜10年、あるいはそれ以上クレジットカードが作れないと言われています。
今もんもんと悩んでいる間にも、クレジットカードが作れない期間がどんどん先延ばしになっています。
出来るだけ早めにきちんと清算してしまえば、それだけ人生の中で早くクレジットカードを手にすることができる日が早くなります。
今後ますますクレジットカードを使う場面は増えていくはずですので、お金に関して悩んでいるのであれば、すぐに専門家に相談して少しでも早く清算する方法を探すことをオススメします。
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